悪い情報も知りたい

利用者が知りたいのは「いい情報」だけではない。ホームページでの口コミ評判がいい病院に行ったら、そこの院長がとんでもないバカ野郎で、「人がいい」どころか全く患者本位でないことがあった。ひどい目にあった場合、もちろん「たまたま」ということはある。が、ちょっとした行動に人間性というのはあらわれるものだ。とても評判のいい病院には思えなかった。いいのは看護師のほうだと思われた。
「悪い情報」には悪意があったり、感情的であったり、バイアスがかかっていたりすることもあるが、正しい情報であればどんどん掲載して欲しいと思う。

類似の情報が多方面から寄せられれば、その情報が「信憑性がある、あるいは正しい」可能性は高まるだろうし、また投稿者の質で選別し、サイト管理者のチェック能力・情報収集力が向上すれば、使い勝手のいい信頼できるサイトの構築は不可能ではないと思う。

よくない情報を当事者にフィードバックすることは、当事者にとってもプラスになるはずである。質の高いサービス提供の努力をしない法人は淘汰されるべきだと思うし、利用者が利用してはじめて「しまった」となる回数が減るように、質の高い情報を効率よく手にしたいものだ。