ネットワークビジネスのマイナスイメージを払拭する

自分が紹介した顧客の購入額に応じて報酬が入るという仕組みは、「ねずみ講」や「悪徳マルチ商法」を連想させる。しかしイメージのレベルで混同しているに過ぎず、違いをきちんと説明できる人は(自分も含め)少ない。
ねずみ講」では通常は商品が介在せず、経済的価値は存在しない。新規入会者が「入会金」「登録料」などを支払い、そのお金が組織の上層部に分配される。つまり資金源はこれらの「入会金」「登録料」だけであり、みんなから集めたお金を「不平等に」再分配するだけの話である。上層部はもうかるが、組織は無限に拡大するはずもなく、下層部は被害者になるだけ。組織は終局において必ず破綻する。「無限連鎖講の防止に関する法律」で規程された違法行為である。
通常のネットワークビジネスにおいて、利益源は商品が生み出す経済的価値である。この点で全く異なる。