ライフプランを考える

生きていくにはお金が必要だ。でも「いつまでに、いくら必要なのか」によって、これからどういうお金ライフをすごしていけばよいかが変わってくる。
やみくもに「できるだけたくさん」とか「あればあるだけ」では効率的ではない。
具体的に必要なお金の額がわかれば、そんなにあせる必要がないことがわかるかもしれない(あるいは逆にあせる必要があるかも)。

以前にざっくり考えたプランを、機会あってもう一度ながめた。

●プラン作成の流れは以下の通り。

1.ライフスタイルを考える
今から死ぬまでにどういう人生を送りたいのか、特にお金が関わってくる部分はより具体的に。
仕事、結婚、子ども(教育)、リタイア後、死にぎわなどなど、時系列で年表的に作成・・・。

2.キャッシュフロー表の作成
1で考えた各々のライフイベントに関して、いつ(時期)と、どれくらい(金額)を記入。どれくらいの収入が見込めて、一方でどれくらい支出があるか、貯蓄はどうするか、などなど。

3.問題点の把握と改善策検討
2のキャッシュフロー表で、貯蓄額が大きく減少し資金繰りが困難になることはないか、貯蓄がマイナスになっていないか(マイナスは現実上ありえない)などなど。
対策は、予定しているイベントの時期をずらしたり、かける金額を減らしたり、収入を増やすことを考えたり・・・。

●作成したプランをみて
今後あれこれやりたいと思っていると、収入や貯蓄が相当ない限り、マイナスになってしまう年が生じることが多いのではないだろうか?
しかも、今からすぐにではなく何年かたって、いきなり表面化してくるからそのときに気づいたのでは遅い。対策は今から打っておく必要がある。
会社経営の破綻、組織の腐敗など、なんでもそうだと思う。見えにくい改善点を早めにみつけ、健全なうちに手を打つ必要がある。

●改善後
ファイナンシャルプンナーがアドバイスするのは、ローンの早期返済や生命保険の見直しなどが多いと思う。でもローンなどない場合、それ以外にいろいろ対策を考えないといけない。
あれこれやってライフイベントを見直し、案をまとめた。

●まず取り組むこと
・収入はどれくらい見込めるか、不確定要素が多すぎる。
・支出はせこい節約をいろいろやってきりつめているが限度がある。
そこで考えるのが今手持ちのお金をどうやって増やすか、ということだ。
すでに「投資」なるものはやっているが、勉強がたりない。少なくとも分かっているのは、「できるだけ早く始めること」。それも適切なやり方で。
振り返ってみて、今までのやり方は必ずしも「適切」とはいえなかったと思う。

詳細は今度書くとして、キャッシュフロー表をみながら、今後年率5%で資産運用すると、目標を決めた。