春の気配

春の気配といっても、暖かくなってきたとか虫が這い出してきたとかそういうものではない。
ただでさえ、これからますます寒い季節に向かうというのに・・・。

春に向かっているな、と感じたのは日の入りの時刻が遅くなってきたようだということ。冬至を境に、昼の時間は長くなっているはず。同じ時刻に空をみても、明るくなってきたような気がする(天気にもよるが)。

ますます寒くなるなーというときに、そういう出来事を感じられるのはうれしい。朝起きてまだ暗かったり、夜が早いと気分も少し寂しくなるものだ(ろうと思う)。

太陽の出ている時間が一番短いのが冬至だとすると、なぜ1年で一番寒い季節は2ヶ月遅れの2月なのか?同じように、1日のうちでも12時が、太陽の高さが一番高いとき(陽射しが一番強いとき)なのに、気温が一番高いのは2時間遅れの午後2時頃。
昔理科で習ったかもしれないが、忘れた。地表が温められて、空気中の温度に影響を及ぼすまでタイムラグがあるということか・・・。

冬は寒いが、冬には冬だけの楽しみもある。スキーやネイチャースキー、わかさぎの穴釣りなど、冬ならではだ。空気が澄んでいて遠くの山や星がきれいなものこの季節。最近は富士山がよく見える。