とある電車について

駅のホームで階段のすぐ下は、グリーン車の乗降口となっている場合が多い。電車に乗ろうとしている乗客で、グリーン車の前を通り過ぎて、普通車両から電車に乗ろうとしている人がいた。自分もそうすることが多い。でもベルが鳴っている最中であったので、その客は電車に乗り過ごしてしまった。
それを見て「グリーン車から乗ればよかったのに・・・」と思っていた。

ある朝、ホームに電車が来ていたが、ベルが鳴っていなかったので余裕でホームに下りていった。グリーン車の前を通り過ぎて普通車両から乗ろうと考えていたら、いきなりドアが閉まってしまった!
「なんだよ!」と思いつつ、「グリーン車から乗っていればよかった」と少し後悔した。この前の客と一緒だ。
ベルも鳴らさずに発車するとは!ひょっとしたらしばらく前にベルは鳴り止んでいたのかもしれないが・・・。
その日はダイヤが大幅に乱れていた。電車のほうもいそいでいたのか。

ここ数日、電車が毎日のように数分遅れている気がする。また、通過列車のスピードが、異様に速く感じることがある。黄色い線の内側ではあったが、その風圧に少し恐怖を覚えた。ダイヤの乱れを取り戻すために急いでいるのか・・・。
ダイヤ通りに運行して欲しいとは思う一方で、遅れを取り戻すことと、安全を優先することとどっちが大事か、社員教育は徹底してやって欲しいと思う。

ところで、今度からは遠慮せずにグリーン車から乗ってやろうと思う。