最近読んだ本 「頭がいい人、悪い人の仕事術」

少し前の本だが、以下なるほどと思った部分。


・目標や課題、活動に優先順位をつける能力は成功の鍵になる。多くの人はやらなくてもいいことに熱心に取り組みがちだ。しかし、人生に真の変化をもたらすものにこそ、目を向け続けなければならない。適切な優先順位をつけるために、自分の価値観から取り組もう。自分にとってほんとうに重要なもの、そのなかで最も重要なものは何か。自分が信じているものは何か。どんな考えを持っているだろうか。最高のパフォーマンスも最高の自尊心も、自分の活動と価値観が一致したとき、はじめて同時に実現される。信念と行動がぴったりと合ったときに、心から満足を感じられるのだ。いっぽう、価値観と活動が一致しなかったり調和しなかったりすると、ストレスや不満、不快感が生まれる。

・人生の目標達成の鍵となるのは、未来を見つめる時間を持つことだ。この先5年間の計画を立てて、自分がどんな位置にいたいか考えよう。理想的な未来を心に思い描き、それを実現するため、今日から取り組むステップについて考える。大切なのは、自分がこれから何を目指すかということだけだ。過去より未来に、問題よりチャンスに目を向けよう。うまくいっていないことや、誰が悪いかということより、解決策や自分にできる具体的な行動について考えるのだ。

・自分の仕事が好きだろうか?好きなことを仕事にしている人の割合はとても少ないが、みなとても幸せで、大いに満足しており、たいていは、その分野で最高の報酬を得ている。今の仕事を今後20年間続けたいと思っているだろうか。その仕事にやりがいを感じているだろうか。充実しているだろうか。月曜の朝が待ち遠しく、金曜の夜には仕事を離れるのがつらいだろうか。成功した人々のこの質問への答えは「イエス」である。成功できない人々の答えは必ず、「ノー」である。

・ふたつのタイプの時間を使い分けよう: 仕事と家族では、要求される時間の性質が異なる。仕事は時間の「質」を要求する。仕事は優先順位を定め、自分を律して、より効率的に時間を使わなければならない。人間関係においては、時間の「量」が求められる。心をひらき、関係を深めるためには十分な時間が必要だからだ。急いで大切な人間関係を築くことはできない。もちろん、効率のいい家族生活というものもない。

以上、本文より。
なるほどなるほど。
面白いとおもったのは、最後の「効率のいい家族生活というものもない」。そういえばそうだよな・・。