伊賀と甲賀のコラボ

たまたまテレビでみた内容。
伊賀と甲賀が因縁の対決!市長対決で決着をつけるという。
どちらも忍者にゆかりのある土地として有名な三重県伊賀と滋賀県甲賀
忍者ハットリくんの影響で、その名前を知っている人は多いとおもう。

どうやって対決するのかと思ったら、それぞれの市の職員と、市民から募集した九の一など7人ほどのメンバーで、手裏剣対決。的にうまく当てたほうが勝ち。

今回は延長戦の末、市長の直接対決まで持ち込まれ、伊賀が勝利したという。
面白いことに、負けた甲賀は1年間、伊賀市の観光宣伝をしなければならない。

設定では、あえて仲の悪い伊賀と甲賀の因縁の対決のようにしているが、もともとは同じ流派?の伊賀と甲賀は歴史上は対立していたのはほんの一時期だという。

すばらしいと思ったのは、こういう機会を作って、共同で観光PRをしていこうというところ。観光客を誘致し、街を活性化することはとても大切なこと。慣れている組織内だけで動こうとするのではなく、全体としての利益を考えて、よそと共同して発展のために動き出そうという取り組みがいいと思った。
(本当に困っている場合を除いて、他の組織と一緒に何かをやるのは面倒なもので、とかく、やりたがらない組織が多いのではないか。)

今回のイベントによって、メディアで取り上げられることになり、一般市民が目にする機会を作り出しているわけだから、これだけでもPR効果はかなり高い。