オーケストラ

イメージ 1

(写真出典)  http://www.geocities.jp/life_stylist777/photo/

友人に誘われ、久々にオーケストラを聞きに。
招待券で、しかも交通費もかからないのでありがたい。

クラシックは、曲は知っていても作曲者はわからないという程度だが、家ではよくBGMとして流している。生の演奏は数十年ぶり。小学生のころ、市民会館に聞きに行って「ボク、おとなしく聞いていてえらいねぇー。」と隣のおばちゃんに言われて以来か。

今回の演奏はアジア・ユース・オーケストラ。
演奏者たちをみて、自分より若そうだなー、などと思っていたが、資料をみたら十分に若かった。メンバーは百人程度いて、日本を含むアジアの十数カ国の応募者2万人から、各地のオーディションを勝ち抜いた10代、20代の精鋭たちで構成されている。夏の数週間の短い期間ではあるが、世界各国の有名な交響楽団などの音楽家から楽器別指導を受けるという。全額奨学金で。

今日の曲目はブラームスモーツァルトチャイコフスキー。知っている曲はなかったが、これから演奏がはじまるという瞬間と、曲の最後の方で盛り上がる場面と、アンコールでは普段味わわない気分を味わった。

曲を聴きながら、いろんなことを考えていた。
・客の年齢層はやっぱり高いな、でも若い人(30代以下)もちらほら
・客の男女比は若干女性のほうが多いかな。
・演奏者の中には2-3人太っちょがいるけど、ちゃんと演奏できるのか?
・バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの順で学校では習った記憶があるが、この並びは小さい順だからあの一番でかいのがコントラバスだな。
運ぶのは大変だろうな。
(ちなみに、英語ではコントラバスとは表記せず、ダブルベース(バス) Double Bassというらしい。)
などなど。

また、友人にはいろいろ教わった。
・席は演奏のうまい順に決まっている。
コンサートマスターというのがいて、トップのバイオリニストがつとめるということ。
などなど

メンバー表を見ると、バイオリニストの数が一番多い。層も厚いということで、やはりオーケストラの花形はバイオリンなのか。そういえばさきほどの4種類の弦楽器の中で、バイオリニストやチェリストという言葉は聴くが、ビオリストはあまり聞かないし、ダブルバスト??などと呼ばれるのか??

普段、芸術に触れる機会が減った中、有意義な時間をすごすことができた。映画にしろ、音楽にしろ適度に触れていないと感性が鈍り、体調がおかしくなってしまうんだろうと思った。