80円割れなるか?

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円相場が大きく動くと、特に意味もなく妻に聞いてみたりします。

「今1ドルいくらか知ってる?」
「うーん、わからない。この前○円だったから、81円?」
「おー、当たり!」

「じゃあ、円の過去最高値は知ってる?」
「うーん、79円?」
「おー、いい線いってるねー。」

ならばと、
「じゃあ、この先さらに円高に動く?それとも動かない?」
「○○かな。」
「そうかそうか、よし、では今後の為替戦略はと・・・」

と決めたくもなってしまいますが、それではただの賭けになってしまう。

「日々の生活をかけて?」運用するなら、為替レートがどう動こうと冷静に当初の方針をつらぬかなくては、いかんのです。リスク管理はしかるべき・・・
などと人に言っておきながら、やはり人間は感情の生き物だとつくづく実感します。

ところで、外国為替は危険だから外貨は一切もちたくないと考えている方。
日本が鎖国で外国と一切輸出入がないのなら話は別ですが、実際には日常生活の中で輸出入品の価格は為替の影響を受けて実質的に日々変動しているわけです。

例えば海外のブランド品の価格など分かりやすいと思います。円高還元とか言っているわけですし。

なので、円で買い物しているからといって、為替の影響がないわけではなく、実際は為替リスクには日々さらされているわけです。なので、外貨を持つことがリスクなのではなく、円だけで資産を構成するほうが実はリスクともいえます。

このように言ってもなかなか理解してもらえませんが・・・。

写真は、北アルプス北穂高岳山頂からの1枚。