25日

昨日は大分の海岸に泊まった。一応キャンプ場のはずなのだが夏しか開設していないらしく、キャンプ場らしきところ、といったほうが正確かもしれない。水道も一応あるがこの水は飲めるのか・・・。それに到着したのが7時半で、もうすでに外は暗く場所を選ぶ余地はなかった。さすがに真っ暗で、テントの中から外の光がほとんど見えなかった。

今日は人の声で起こされた。こんな場所に早朝5時半に人がいるのか!「すみませーん」と声がした。(お!敬語だ。)
「○○市役所のものですが」(何??勝手に泊まったからか?)
「今日5時からこの付近の松林の害虫駆除をやっております。もう少しでこの辺も薬をまきます」
「は、はい。すぐ移動します」
なんてこった。マツクイムシか何かの薬をまくらしい。年1回やるかやらないかであろうに、よりによってこんな日にやるなんて・・・。
かくして、マツクイムシと一緒に駆除されたのであった。

場所を移動して朝食のパンを食べ、由布院まで行った。ここでも自転車が活躍し、湯布院の街を自転車でまわった。川沿いを走っているとコバルトブルーの鳥が一直線に飛ぶのも見えた。カワセミだ。オオヨシキリも鳴いている。のどかな場所だ。
昨日は初めて風呂に入れなかったので、今日は由布院と別府の両方の温泉にはいった。夕食は、ガイドブックに載っている店がことごとくなくなっていたので(5年ほど前の本)、ファミレスに入った。安い。
今日も雨の心配はない。安心してテントで寝た。