サインをもらう

資産運用においてアセットアロケーションの重要性を説いている、マネックス・ユニバーシティ代表取締役藤忍氏の講演を聞きに行った。内藤氏の本を読んでいるので、講演内容はだいたい理解していた内容ではあったが、著名人に直接会うのはインパクトがある。
写真や著書だけからではわからない、雰囲気や声、人柄などを直に感じることができる。

休憩時間に、数日後に発売される新しい本をその場で買った人にはサインをしてもらえるのだが、図々しくも、以前に買った本を差し出して「前に買った本ですけどいいですか?」と聞くと、「いいですよ!」と快く引き受けてくれ、サインをもらってしまった。

さらに、これがきっかけだったと思うのだが、後半の講演開始時に「時間がなくてサインできなかった方は終了後にきちんとサインいたします。今回本を買われていなくても、前から読み込んでいる本でも結構ですよ。」と言ってくれた。

特に内藤氏のファンというわけでもなかったのだが、うれしくなってしまった。本に書いてあることはかなり説得力のあるものであり、前から実践してはいるが、これをきっかけに「よし、もっとまじめにやるぞ。」という気になった。とても不思議なものである。