新型インフルエンザ

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(写真出典)  http://www.geocities.jp/life_stylist777/photo/

急激に感染が拡大している新型インフルエンザ。数ヶ月前、感染数の増加はたいしたことなく「あれ、大流行はおこらないのかな?」などと油断していたが、今後高い確率でみんなかかりそうだ。

感染力は強くても毒性が弱いのなら、「毒性の弱いうちにかかって免疫を獲得しておけば、将来ウイルスが強毒性に変化した時でも、感染しなくて済むかもしれないぞ。」などとのんきなことを考えていたが(←実際そんな保障はないのだが)、そうも言っていられなくなってきた。

気がかりなのは「インフルエンザ脳症」(インフルエンザの合併症の1つ)。以下のような特徴がある模様。
・インフルエンザの流行の規模が大きいほど、発症が多発する。
・主に6歳以下の小さな子どもが発症(1歳>2歳>3歳・・・。)。
・死亡率30%、後遺症25%。
・ある種の解熱剤(ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸)は、インフルエンザ脳症の死亡率を上昇させる。(←現在は、解熱剤としては使われていないようです。H15年時点では、アセトアミノフェノン主体の解熱剤がインフルエンザに対しては主流のよう。)
・日本で多発、欧米は少ない(人種によってなりやすさがある)。

ただ、過去の発症数は年間100-300人程度。今回は、もっと増えるだろうけど。

こうして羅列してみると、なんだか恐い病気に思えてしまう。世の中全体の中で、どのくらい恐い位置にランクされるのかはまったく不明だが・・・。

今から出来る限りのことはやっておこう。

当面の対策としては、
1.不要な外出は避け、できるだけインフルエンザに「かからない」ようにする。
2.インフルエンザ脳症についてよく調べておく。
3.インフルエンザ脳症を発症したときあわてないようにするため、緊急で受け入れてもらえる病院を事前に確認しておく。

まずは親がかからないようにすることだが、外出しなくてもすむよう食料品の備蓄が何日分かを確認しておこう。今後実際に外出困難な状況になるかもしれないので、まじめに取り組もう。ジャックバウアーではないが、「24」の危機管理手法を思い出しながら・・・?

(まだ深刻になっていない段階で、最悪の状況を想定して準備するのはなかなか難しいものだが、こうやって宣言しておけば行動の後押しにはなると思う。)

自分はオイルショックでのトイレットペーパー不足などの経験はないが、自分も含め日本人は大衆心理に流されやすく、鵜呑みの情報に惑わされやすいと思うから、今後パニックが起こらないとも限らないし・・・。

インフルエンザ脳症 参考web site
http://www.chiisanainochi.org/contents/influenza/index.html