放射能の水道水

東京都の水道水の放射能の話は、特に小さい子がいる家では不安で仕方ないと思います。

報道は、放射性ヨウ素131の乳児向けの飲用基準100ベクレル/kgに対し、
金町浄水場で210ベクレル。
このレベルでは母親が飲んでも母乳や胎児への影響はないというレベルではあります(厚労省)。
でも母親はできるだけ摂取しないほうが好ましいと言う専門家もいます。まあそうでしょうが。
ちなみに、子どもは甲状腺にたまりやすい(ガンの可能性)から、規制基準が大人より厳しいとのこと。

ちょっとネットで調べてみましたが、総合して思ったこと。

1.瞬間値であって、ずっとその数値レベルで推移しているわけではない。一時的なものであれば気にする必要なし。
(例えば、3/18の検査では1都5県の放射性ヨウ素はすべて規制値以下。)

2.では毎日このレベルが続いたら?
→ 長期間摂取し続けた場合に初めて影響が出るもの。1ヶ月くらい続いてもまだ心配不要では??
というのは、放射性物質の基準値は、牛乳や野菜、飲料水などを1年間毎日摂取し続けた時に、健康に害が出ないとされる値を採用とのこと(毎日新聞3/20)
もちろん続くのは気持ちは悪いけど。

3.ちなみに、5,000ベクレル/kg(今回の24倍)の放射能が検出された食品を1kgと食べた(飲んだ)ときに受ける影響は0.11ミリシーベルト(毎日.jp)ですが、
人はふだん以下のような放射能の影響を受けています。あまり気にされていないですが。

・東京- NY間を飛行機で飛ぶと0.19ミリシーベルト
・胃のX線集団検診で0.6ミリシーベルト
・ふだん摂取する野菜や魚から受ける自然放射線0.29ミリシーベルト(1年当たり)
参考URL: http:// www.ato min.go. jp/atom in/high _sch/re ference /radiat ion/jin tai/ind ex_06.h tml

と考えると、(気持ちは悪いのは確かですが)今回限りであればそんなに気にしなくてもいいようにも思います。

それでも何らかの対策をとりたいと思う場合。考えてみました。

ヨウ素131の半減期は8日なので、今の値が規制値の2倍であっても、8日過ぎれば半分以下つまり規制値以下になります。
ということは水をどこかにためておいて、8日待って飲めば規制値以下の水になっているということ。
(その場合、塩素の殺菌効果はなくなっていると思うので煮沸などして殺菌に注意が必要ですが・・・。)

ちなみに、ネットの情報+自分は専門家ではないので、今回書いたことで間違っていたらご免!!

不安にあおられた人が多くなると、買占めなどで、本当に必要な人のところにものが届かないのは困ります・・・。
(東京都は、乳児8万人にペットボトル配布してくれるようですが)
 
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